トーランスのウェアハウスから700万ドル相当のナイキのスニーカーを押収 盗まれた貨物コンテナの商品か(6/23)

【ロサンゼルス22日】警察は21日、トーランス市のウェアハウスから総額700万ドル相当のナイキのスニーカーを押収した。ロサンゼルス港近くのトラックから複数の貨物コンテナが盗まれたとの通報を受けた警察当局が、捜査の末に同ウェアハウスを突き止め捜査令状を送達した。

 現時点で逮捕者は出ておらず、警察が数人の関係者の行方を追っている。

 このニュースに驚くことなく取材に応じたのは、メルローズ通りにある靴店「Coolkicks」の店員ら。同店では主に限定リリースで需要が高く、高額で売られるNike Jordansを扱っている。店員は、「値段は150ドルから、中には1万5,000ドルから2万ドルの靴もある」という。

 この店員によると、靴の値段が跳ね上がるのは限定による生産量が理由で、オンラインや店で発売から数秒で完売するという。さらに、デザイナーやコラボレーション、スニーカーのモデルも値段を引き上げる。

 また、これらスニーカーの中古市場は巨大化している。「彼らはおそらく、私たちのような店やオンラインショップに靴を売ろうとするだろう。スニーカーを売る場所はたくさんあるから、できるだけ早く処分しようとするんだ」と、店員は説明した。

 

 

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