【ロサンゼルス1日】「Automobile Club of Southern California」と「Cambridge Mobile Telematics(CMT)」は、Memorial DayからLabor Dayまでの期間が10代のドライバーによる事故が多発する「最も危険な100日」であるとし、安全運転を呼びかけている。
最新のデータによると、2012年から2021年まで、全国で7,316人が10代ドライバーが関与した夏場の事故で死亡している。これは1年平均で812人の死亡に相当し、1年を通した10代ドライバーの事故による死者数のほぼ半分に相当する。
「AAA(全米自動車連盟)」のダグ・シュープ氏は、「これらの事故は、起こる必要のない夏場の悲劇」と述べ、「だからこそ、オートクラブはCMTと提携し、子供たちがより自由になり友人と過ごす時間が増える夏場、危険な運転が悲劇につながるというメッセージを発信したい」と話す。
CMTが新たに発表したデータによると、2020年から2022年にかけて、「最も危険な100日」の期間中、携帯の使用率とスマホ画面を介したコミュニケーションがともに5%増加した。
「Automobile Club of Southern California」と「Cambridge Mobile Telematics(CMT)」は、10代のドライバーに対し、スピードを出さず、携帯電話や音楽に気を取られないように注意し、また、常にシートベルトを着用するよう呼びかけている。