WHO サル痘「緊急事態」終了も「今後も警戒要する」(5/22)

【ロサンゼルス22日】人との接触や体液から感染する「サル痘(エムポックス)」について、世界保健機関(WHO)が今月、感染者の減少が続いているとして「緊急事態」の終了を発表した。

昨年5月以降に欧米などで感染が拡大。WHOは同年7月、サル痘の流行が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たると宣言していた。昨年9月にはロサンゼルス郡でもサル痘による死者が確認、また、同月リバーサイド郡で子どもへの感染も確認されていた。

また、WHOがサル痘の新しい名称を「M痘」と推奨すると発表した。サル痘の新たな名称として「M痘」を使うことを推奨するが、現在一般的に使われている「サル痘」との混乱を避けるため新旧の名称を併記するなど1年の移行期間を設けている。

サル痘のウイルスはサルから発見されたため、「サル」が使われていたが、WHOが「特定の動物への偏見や誤解につながる」と懸念の声が出ていただため、名称の変更が検討されていた。

ホームへ戻る

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。