中国の不動産会社に罰金400万ドルと5年の執行猶予 ホセ・ヒュイザー元市議の贈賄事件(5/12)

【ロサンゼルス12日】ロサンゼルス・ダウンタウンに2018年、77階建の「L.A. Grand Hotel」を建設する開発案で、当時この建設予定地を管轄区とする市議を務めていたホセ・ヒュイザー被告に対し、ホテル建設計画を支持する代わりに、150万ドル以上の現金やギャンブル旅行を贈ったとして、中国の不動産会社「Shen Zhen New World I」に12日、400万ドルの罰金と5年間の執行猶予が科された。

 「Shen Zhen New World I」のオーナーで億万長者のWei Huang被告は、2020年11月に複数の贈賄罪で起訴されたが、告発後に中国へ戻っており、ロサンゼルスの法廷に出廷したことはない。

 同件をめぐり、ヒュイザー被告は今年1月に恐喝謀議と脱税を認める司法取引に合意。2020年7月、連邦による汚職捜査の一環として34件の起訴状が提出され、捜査が続いていた。9月25日に予定されている公判では、複数年の禁固刑に処される可能性が高い。 

 

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