【ロサンゼルス13日】2021年頃から世界各地でポテト不足が起きていることをご存知でしょうか。新型コロナ感染拡大以降、世界中の物流に混乱が生じているのが、その原因ということだ。例えば、2022年1月には日本マクドナルドが1ヶ月程度マックフライドポテトの販売をSサイズのみに限定すると発表し、MサイズとLサイズの販売が一時休止になったことで話題になった。以来、マクドナルドは従来のフライドポテトの代替品となる新商品の開発を進めてきたという。
世界各地のポテト不足をうけて、フランスのマクドナルドから、従来のフライドポテトの代替品となる新商品「フライドベジタブル」を期間限定で販売することが発表された。形状は従来のフライドポテトと一緒だが、ジャガイモではなく、にんじん、ビーツ、パースニップ(セリ科・にんじんに似た根菜)の野菜を使用するという。よって色はカラフルな仕上がり。
この新しい試みを仏マクドナルドは「従来のフライドポテトよりクリスピーでグルメなバージョン」とよんでおり、「違う味を楽しめるほか、オレンジ、レッド、イエローの3色で構成されており見た目も魅力的です」と話している。
Le Parisien(仏の日刊新聞)によると、「3月7日から3〜4週間、従来の有名なポテトが、にんじん、パースニップ、ビーツのポテトに様変わりし、よりヘルシーなメニューを提供することになった。追加料金は必要なく、ポテトと同じ値段のまま」とある。
もしもフランスを訪れる予定があれば、試してみる価値はあるのではないだろうか。
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