【続報】高校生刺殺犯を殺人罪で起訴 警察は逃走車の運転手探す(3/10)

【ロサンゼルス10日】エルセリノで3日に男子高校生を刺殺した犯人が8日朝にアルハンブラの自宅でスタンドオフの後に逮捕された事件で、警察当局は9日、犯人が高校生を刺した後に逃走した際、車を運転していた別の人物がいたとして、この人物の行方を追っている。

 犯人のデービッド・ザパタ被告が逃走したこの車は、1996年ー2001年モデルの黒色のHonda CR-Vで、別の男が運転していた。警察当局は、このドライバーが、3日夜のザパタ被告による別の刺傷事件にも関与していたかどうかなどについても捜査している。

 ロサンゼルス郡のジョージ・ガスコン検事局長は10日、ザパタ被告(32)が殺人および殺人未遂の罪で起訴されたと発表。起訴通り有罪となった場合、禁固40年から終身刑が科される。

 ザパタ被告は3日午後4時頃、エルセリノのバレー通りで男子高校生を刺殺し、同午後9時頃に同じエリアで33歳の男性を刺したとされる。2件とも、何も言わずに背後から近づきナイフで複数回刺しており、33歳の男性を刺した後はスケートボードで逃走。この33歳男性は一命を取り留め回復に向かっている。

 警察は10日の会見で、ザパタ被告に7件の軽犯罪の逮捕歴があったことを発表。犯行の動機は特定されておらず、2件とも被害者との面識はなかったとされている。逮捕されて以来、警察の捜査に協力的だという。

 警察は、この事件に関して一般からの情報提供を求めている。ロサンゼルス市警殺人課の電話 (213) 996-4116、また匿名での連絡は犯罪防止センター(800) 222-8477まで。

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