サンタローザの高校で1年生が3年生を刺殺 容疑者逮捕、以前にもけんか(3/2)

【サンタローザ1日】ソノマ郡サンタローザのモンゴメリー高校で1日午前11時15分頃、3年生の男子生徒2人が教室に入るなり1年生の男子生徒を襲い、この1年生の男子生徒がナイフを取り出し2人を刺す事件が起きた。刺された1人(16)が死亡した。

 警察によると、教職員が男子生徒らのけんかを止めようとしたが、1年生の男子生徒が長さ3~4インチの折りたたみ式ナイフを取り出し、2人を刺した。刺された2人は学校の保健室へ向かい、警察が到着した時にはともに意識があったという。

 刺された2人のうち、1人は上半身に複数の刺し傷を負い、搬送先の病院で死亡が確認された。もう1人の生徒は左手に刺し傷を負ったが命に別状はない見込み。

 サンフランシスコのニュースステーションKGOは、死亡した生徒はジェイデン・ピエンタさんであると家族が確認したと報じた。

 2人を刺した1年生の男子生徒(15)は、犯行後に校外へ逃走したと伝えられていたが、近くの小川で見つかり逮捕された。

 警察によると、生徒らは以前にもけんがをしたことがあったという。他の生徒からは、学校側がこの問題を知っていたにもかかわらず何も対処しなかったと、不満の声があがっている。警察が犯行の詳しい原因などを捜査している。

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