【ロサンゼルス24日】2023年ロサンゼルス郡ホームレス数(Greater Los AngelesHomeless Count)は、ロサンゼルス郡内のホームレスの状況をリアルタイムで把握し、ホームレスの人々に対する資金やサービスの配分を決定するもので、火曜日から木曜日まで実施される予定だ。
11月に就任したカレン・バス新ロサンゼルス市長は、ホームレス問題の解決を最優先課題としているため、今年のカウントは特に重要な意味を持つ。市長は、最初の公式行動としてホームレス問題の緊急事態を宣言し、郡とLAHSA(市と郡の両方が調整する共同権力機関)との協力関係を強調した。
ロサンゼルス・ホームレス・サービス局の集計は、数千人のボランティアの協力を得て行われ、その結果は春の終わりから初夏にかけて発表される予定である。集計は、火曜日にサンフェルナンドとサンガブリエルから始まり、水曜日にロサンゼルス西部と東部で実施される予定
LAHSAによる2022年のホームレスカウントでは、ロサンゼルス市には41,980人のホームレスがおり、2020年から1.7%増加した。郡内では4.1%増となった。昨年のカウントは、
コロナウイルス変種オミクロンの急増の影響を受けた可能性が指摘されている。