【ロサンゼルス19日】南カリフォルニア・ガス(Southern California Gas)の請求書が、昨年と比べて2倍、3倍になっている。
今月初め、SoCalGasは、米国西部の歴史的な天然ガス価格の高騰に加え、西海岸の大部分で広く平年以下の気温が続き、平年以下の気温の地域の顧客による暖房需要が高いことなど、多くの要因によるコスト高騰について顧客に警告する声明を発表した。
高騰するコストに対抗するため、SoCalGas社は、エネルギーとお金の両方を節約するために、顧客に使用量などを確認することをすすめている。
●使用量を把握する
ビル・トラッカー・アラートを設定することで、消費量をモニターし、次回の請求額を把握することができる。オンラインツール「Ways to Save」でエネルギープロフィールを入力すると、進捗状況を確認し、エネルギー使用量を削減するための最適なアプローチを決定するための個別プランが提供される。
●支払い支援
ガス補助基金は、天然ガス料金の支払いを支援するために、1回限りの助成金を提供している。資金は先着順で配分され、対象は資金がなくなるまで申請することができる。
●冷蔵庫の湿度調節機能をオフにする
冷蔵庫の湿度調節機能をオフにすることでエネルギー使用量を約10%削減することができる。
冷蔵庫の背面や底面のコイルが汚れていると、必要以上に働かされることがあるため、少なくとも年に2回は点検し、掃除機をかけるなどする。熱い食品は冷ましてから冷蔵庫に入れる。
熱い食べ物を冷蔵庫に入れると空気を冷やすために冷蔵庫が稼働するためエネルギーを余分に使ってしまう。