オレンジ郡などのビーチで「キング・タイド」現象 来年1月21日と22日にも(12/23)

【オレンジ郡22日】国立気象局は、23日と24日の午前7時から9時の間に、ニューポートビーチのバルボア半島、オーシャンサイドのストランド、サンディエゴのいくつかの主要なビーチで、7フィート(213センチ)ほども海面が上昇する「キング・タイド」と呼ばれる大潮現象が起こると予測し、駐車場や遊歩道が水没する可能性もあるとして注意を呼び掛けている。

 ロサンゼルス郡でも公衆衛生局が23日、「キング・タイド」の影響を受けてサンタモニカピアとマリナ・デル・レイのマザーズビーチなどで細菌レベルが高くなっていると警告し、波打ち際を避けるようにと呼びかけた。

 「キング・タイド」は、太陽と月と地球が一直線上に並び、地球に働く引力が特に大きくなった時に発生する。午前中は満潮だが午後には非常に低い潮流になることが多いとされ、普段は露出していない場所にタイドプールができるという。

 これに合わせて組織された「California King Tides Project」では、「現在の最も高い潮位を観測することによって、将来の海面を可視化する」ことを目的とし、今週末には州内の各地でイベントを開催する予定。「キング・タイド」は、来年1月21日と22日にも観測されると予測されている。

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