=続報= 海岸でのセスナ機不時着事故、死亡はサンタモニカ元市長(12/23)

【ロサンゼルス22日】サンタモニカの海岸に22日午後3時過ぎ、シングルエンジンのセスナ機が不時着した事故で、乗っていた2人のうちの1人がサンタモニカの元市長レックス・ミンターさんだったことが分かった。グリーム・デービス現市長が22日夜、ミンターさんの死亡を確認した。操縦していたもう1人は病院で治療を受けており、容態は不明。

 セスナ機はサンタモニカ空港を飛び立ってからわずか9分後に海岸に緊急着陸し、機体が逆さまにひっくり返った状態から乗っていた2人が救出された。飛行機録によると、セスナ機はマリブまで飛行する予定だったが、パシフィック・パリセーズ近くでエンジントラブルが生じた。

 ミンターさんは1927年生まれで、米海兵隊を経て1955年にサンタモニカ市議に当選した後、1963年から1967年までサンタモニカの市長を務めた。その後はアーケディア市の法務官とロサンゼルス郡上級裁の判事を務めた。 

 市が発表した声明によると、ミンターさんは近年サンタモニカ・ロータリークラブで活発に活動し、妻とともに熱心な飛行愛好家だったという。

 サンタモニカ市庁舎前では23日、半旗が掲揚され弔意が表された。

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