【ロサンゼルス16日】バンナイズのグラント高校(Ulysses S. Grant High School)前で15日午後1時40分頃、校門を出て駐車場へ向かっていた2人の男子生徒が暴行を受け、1人が刺される事件が起きた。同学校近くや校内で生徒が暴力事件に巻き込まれるのは今年に入って3件目で、安全対策の強化が叫ばれている。
ロサンゼルス統一学校区の学校警官によると、暴行を受けたのはソフモアとジュニアの生徒で、黒色の車から降りてきた4人と思われる容疑者に、どこの学校の生徒か聞かれた後に襲われた。この出身校を聞く手口はギャングによる暴行でよく使われるという。被害者2人は近くの病院へ搬送され、2人とも状態は安定しているという。
同校では今年9月にも、生徒同士のケンカで15歳の男子生徒が胸や腕を刺される事件が発生。6月には、下校時刻に学校近くで生徒1人が銃撃を受け負傷しており、警察はギャング関連の発砲事件とみている。
グラント高校のレベッカ・マクマリン校長は、保護者宛に校外での刺傷事件を知らせるメールを送り、キャンパス内では安全に授業が行われているとも言及した。
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