元警官がネットで「なりすまし」、15歳少女の家族3人殺害 リバーサイド郡(11/28)

【リバーサイド28日】リバーサイドの住宅で25日に火災が発生し、駆けつけた消防隊員によりこの家に住んでいた家族3人が遺体で見つかった事件で、サンバナディーノ郡シェリフ局は同日、この家族の1人である15歳少女を同乗させて車でハイウェイ247号線を南へ逃走していたオースティン・エドワーズ容疑者(28)を、撃ち合いの後に射殺した。同容疑者が3人を殺害したと思われる。少女は無傷で保護された。

 エドワーズ容疑者はバージニア州在住で、10月にバージニア州警察を辞め、最近になり同州ワシントン郡シェリフ局に勤務し始めていた。エドワーズ容疑者は、ネット上で別の人物になりすましてこの15歳少女と知り合い、自宅の住所などを聞き出してバージニア州からリバーサイドへ車で向かった。25日に3人を自宅で殺害した後、15歳少女を連れて車で逃走し、その数時間後に警察の追跡が始まった。少女の自宅では火災が発生し、駆けつけた消防隊員が3人の遺体を発見し、他殺であることが判明した。

 殺害されたのは、この少女の祖父母と母親の3人。28日の時点で、殺人と放火はともにエドワーズ容疑者が単独で犯し、15歳少女の関与はなかったとされている。

 警察当局は、エドワーズ容疑者の犯行の動機や出火の原因、他の人物も狙っていたのかどうかなどについて捜査している。また、ネット上で別の人物になりすまして出会い、性的あるいは金銭的な目的で犯行にいたるケースが増えているとして、子供のネットとの関わり方などについて家庭で話し合うよう呼び掛けた。

 

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