平均13%の価格上昇 ハロウィーン用キャンディーにもインフレの影響(10/27)

【ロサンゼルス26日】食料品やガソリン、賃貸料金などが軒並みに高騰するインフレの中、間近に迫ったハロウィーンのトリック・オア・トリートで人気のキャンディーの価格も、今年は値上がりをみせている。

 全米小売業協会によると、米国民は今年、ハロウィーン用のキャンディーに30億ドル以上を費やすと推定される。「Datasembly Grocery Price Index」によると、最も人気のある10種類のお菓子ブランドと詰め合わせ袋は、2021年以降、平均13%の価格上昇が見られ、一部のお菓子の価格は30%以上も跳ね上がっている。その中で、価格上昇率が最も低かった商品は、ネスレ・クランチとバターフィンガーで、それぞれ6%と7%だった。

 今年のハロウィーンは、価格を上げない代わりに商品のサイズを縮小させる「シュリンクフレーション」による家計への影響も大きくなりそうだ。

 「Datasembly Grocery Price Index」が発表した、2021年から2022年にかけての主要キャンディーの値上げ一覧はこちら。

スキットル:3.13ドル→4.43ドル、42%増

スターバースト:2.98ドル→4.01ドル、35%増

M&M’s:4.07ドル→4.63ドル、14%増

スニッカーズ:6.18ドル→7.07ドル、14%増

Twix:5.01ドル→5.65ドル、13%増

Reese’s:6.01ドル→6.81ドル、13%増

サワーパッチキッズ:4.23ドル→4.75ドル、12%増

キットカット:4.86ドル→5.42ドル、11%増

アソート 11.63ドル→12.59ドル、8%増

バターフィンガー:3.57ドル→3.83ドル、7%増

ネスレ・クランチ:4.53ドル→4.82ドル、6%増

 

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