市が被害住民の転居に170万ドル拠出  サウスLAの違法花火爆発事故(10/7)

【ロサンゼルス7日】サウス・ロサンゼルスの住宅街で昨年6月に、市警が違法花火を処理中に爆発が起き、住民17人が負傷し周辺住宅が被害を受けた事故で、ロサンゼルス市議会は7日、被害地域の住民の転居費用に170万ドル近くを援助する案を承認した。

 この事故で、住宅22棟、ビジネス施設13棟、車両37台が被害を受けた。その後14の物件が修理され、市は、住宅が被害を受けたために避難した住民が仮住まいとするホテルの21部屋の料金を支払ってきた。

 市側はすでに、130万ドル以上を宿泊施設に費やしている。

 事故から一年後の今年6月30日、被害を受けた6家族の23人が新しい住宅へ移転。さらに8家族が引越しに向け、予算に合った転居先を探していた。

 市側は、請負業者「Overland, Pacific & Cutler」に費用を支払い、被害を受けた住民との話し合いを続け、住宅のニーズや転居先探し、引越しの調整、移転支援金の支払いなどを行う予定。

 昨年6月の事故では、市警の爆発物処理班が、処理専用トラックに入れる爆発物の量を目測で大幅に過小測定したために、爆発が起きて周辺住民へも被害が広がった。 

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