【ロサンゼルス19日】コロラド川から南カリフォルニアへ水を引く長さ36マイルのパイプラインの水漏れ箇所を修理するため、9月6日から15日間の予定で実施されていた屋外での水使用中止令が19日に解除された。修理が2日早く完了したため、2日早い解除となった。南カリフォルニアの「Metropolitan Water District」が19日に発表した。
パイプライン修理による水使用中止は、約400万人の住民に影響を及ぼした。当局は、影響を受けた地域の顧客が、修理中の水需要を約30%減らしたと推定した。対象となった地域は、ビバリーヒルズ、バーバンク、グレンデール、ロングビーチ、パサデナ、サンフェルナンド、トーランスの各市と、セントラルベイスン市営水道局、フットヒル市営水道局、スリーバレイ市営水道局、ウエストベイスン市営水道局が供給する地域だった。
なお、干ばつ対策の節水事業として、各地域が実施している週1~2日の屋外散水制限などは今後も継続される。