テキーラの原料、庭から「アガベ」盗まれる事件が急増(9/19)

【ロサンゼルス16日】干ばつが深刻化した南カリフォルニアで、庭の芝生を、乾燥した気候に強い「アガベ」類に植え替える家庭が増える中、これらアガベが盗まれる被害が相次いで報告されている。中でも、テキーラの原料になるブルーアガベの苗がよく盗まれており、テキーラ人気の高まりに乗じて、ブラックマーケットや蒸留酒製造所に売られている可能性が高い。

 アガベは、アメリカ南部からメキシコ、南米北部などの亜熱帯乾燥地域に自生する常緑多年草の多肉植物で、暑さや寒さに強いのが特徴。サボテンのようなトゲがあるものやアロエに似たものなど種類が豊富で、世界に300種類はあるといわれている。カルバーシティのナーセリーによると、ブルーアガベの価格はピークに達しているという。

 

 

 

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