子ども狙ったネット犯罪で1週間に141人逮捕  南カリフォルニア(9/14)

【ロサンゼルス14日】ロサンゼルス市警は14日、子どもを狙ったインターネットの犯罪を取り締まる、5つの機関からなるタスクフォースが9月6日から12日の一週間で、141人を逮捕したと発表した。

 このタスクフォースは、ロサンゼルス郡、オレンジ郡、サンバナディーノ郡、サンタバーバラ郡、ベンチュラ郡をカバーし、子どもらの学校がスタートする時期に合わせて取り締まりを実施した。

 ロサンゼルス市警のマイケル・ムーア警察本部長によると、タスクフォースは2019年、児童への性的虐待などの疑いがあるサイバー上のチップを8,525件受け取った。その数は2020年、3倍近い24,000件以上に増加。今年の9月12日までに、その数はすでに25,000件に跳ね上がっており、今年末までには36,000件に到達すると予測されている。

 タスクフォースは、「National Center for Missing and Exploited Children」から、ネットを通じた児童の性的虐待に関する情報等を受け取る。取り締まりでは、インターネット犯罪に関連する性犯罪者の登録確認も行われ、5つの郡の全域で、複数の住居捜査令状を出した。

 逮捕された141人の内訳は、110人が児童ポルノの所持・配布・製造、10人が仮釈放違反、8人が保護観察違反、6人が児童への性的虐待・口腔性交、3人が治安びん乱行為、2人が強制性交、2人が売春あっせんの疑いによる逮捕だった。

 

 

 

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