強盗防止へ、「Kitson」が店内でのマスク着用禁じる(8/22)

【ロサンゼルス21日】Beverly Groveの人気セレクトショップ「Kitson」が21日、店内でのマスク着用を禁止すると発表した。同エリアで最近、マスクを着けた強盗が増加していることが理由で、「スタッフと店の安全のため、店内でのマスクの着用は禁じます」とのサインが先週、店の入り口に掲示された。

 「Kitson」は、ロサンゼルスに複数店舗を構える人気店。オーナーのフレイザー・ロスさんは、マスクを着けた強盗犯に押し入られ、首を絞められたり、ペッパースプレーをかけられたことがあり、店員が顔にハサミを突き付けられたこともあったと説明。「顔が隠れるマスクの着用が、犯行を助長している。その上、帽子やフーディーをかぶると目も見えず、誰だか分からなくなる」と話した。

 ロスさんは、コロナ感染防止のために店内でのマスク着用を希望する客は、事前に店に予約を入れる必要があるとした。

 屋内のマスク着用ルールについて、ロサンゼルス郡では現在、オプショナルとしているところが多い。「Kitson」のマスク着用禁止の判断について、22日朝の時点でロサンゼルス郡公衆衛生局からのコメントは出ていない。

ホームへ戻る

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。