交通事故の女優アン・ヘッシュさん脳死、臓器移植の適合者探す(8/12)

【ロサンゼルス11日】5日にロサンゼルス西部マー・ビスタで自動車事故を起こし、昏睡状態に陥っていた女優アン・ヘッシュさん(53)が12日、脳死であることが、家族の代理人によって発表された。

 カリフォルニア州では法的に死亡とされ、ヘッシュさんの希望に従い、臓器移植の適合者を探していると説明された。

 ヘッシュさんはオハイオ州出身。1987年からテレビドラマ「アナザーワールド」に出演し、エミー賞を受賞。映画「ボルケーノ」(1997年)、「6デイズ/7ナイツ」(1998年)、ドラマ「アリー my love」などに出演し幅広い人気を得た。バイセクシャルであることを公言し、97年にコメディアンのエレン・デジェネレスさんとの交際を公表し注目された。2度の結婚でそれぞれ、20歳と13歳の息子がいる。

 ヘッシュさんは5日午前11時頃、車で住宅に突っ込み、現場が炎上する大事故となった。代理人が8日、ヘッシュさんは事故で脳を損傷して昏睡状態に陥り、重度のやけども負ったと語っていた。ヘッシュさんは事故当時、コカインなどの薬物を使用していたと報道されている。

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