ビヤライゴーサ元LA市長、加州のインフラ整備アドバイザーに就任(8/11)

【ロサンゼルス11日】ロサンゼルスの元市長であるアントニオ・ビヤライゴーサ氏が11日、カリフォルニア州のインフラストラクチャー・アドバイザーに任命された。ニューサム知事が発表した。

 カリフォルニア州には、運輸省から、8つのプロジェクトに充てる1億2000万ドルの資金が授与された。ビヤライゴーサ氏は、これら連邦政府からの資金援助を最大限に活用するため、州内で優先されるべきプロジェクトの特定などで手腕を発揮することになる。

 ニューサム知事は、「連邦資金の投入により、質の高い雇用創出やインフラの近代化、クリーンな輸送の加速などを実現させ、州全体のコミュニティーに恩恵を与えながらカリフォルニアを再建する素晴らしい機会を得た」と声明を出し、

「豊富な経験と人脈を持つビヤライゴーサ氏の活躍に期待する」と述べた。

 ビヤライゴーサ氏は、2005年から2013年までロサンゼルス市長を務め、2018年の知事選ではニューサム氏の対抗馬として出馬した。

 1億2000万ドルの連邦資金は、 IIJA(The Infrastructure Investment and Jobs Act)の補助金プログラム「RAISE(Rebuilding American Infrastructure with Sustainability and Equity)」によるもので、ローカルでは、ロサンゼルス港に2000万ドル、Inglewood Transit Connector Projectに1500万ドル、フォンタナ市に1500万ドルがそれぞれ支給されている。

 

 

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