水浪費通報の「MyLA311」に1,643件殺到、昨年の2倍以上(7/19)

【ロサンゼルス18日】干ばつに伴う水不足が続く中、水の浪費を通報する「MyLA311システム」への報告が1,643件寄せられており、昨年上半期の2倍以上であることが分かった。

 このデータは、「USC Annenberg School of Communication and Journalism」を拠点とする非営利ニュース組織「Crosstown」が集計した。「MyLA311システム」に寄せられた通報件数は、5月の314件から6月には589件に増加したという。3月以前は、1カ月の通報件数が200を超えることはなく、2021年の最初の6カ月間の総合通報件数はわずか752件にとどまっていた。

 水道電力局が別に設ける水浪費の苦情用オンライン・ポータルへの通報も急増し、6月1日から14日の間に672件の通報があった。これは、2021年6月全体と比較して14%の増加。

 ロサンゼルス市の節水ルールでは現在、芝生などへの水やりは週2回、早朝か夕方と決められている。6月のロサンゼルスの水使用量は9%減少し、同月の水使用量としては過去最低となった。

 

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