米議事堂襲撃でスピーチ、ビバリーヒルズの反ワクチン派医師に実刑(6/17)

【ロサンゼルス17日】昨年1月6日に起きた米連邦議会議事堂襲撃事件に関与したとして、ワシントンDCの連邦地裁は16日、ビバリーヒルズの反ワクチン派、シモーヌ・ゴールド医師に、60日間の禁固刑と、その後12カ月間の監視下による釈放を言い渡し、9,500ドルの罰金支払いを命じた。

 ゴールド医師は反ワクチン運動の中心的存在で、議事堂襲撃時にも参加者の前でスピーチをしていた。

 元救急医のゴールド医師は、新型コロナウイルスについての誤報を流したことで知られる「America’s Frontline Doctors」の設立者。スタンフォード大学法学部を卒業し、ビバリーヒルズを拠点に活動し、ツイッターでは48万人以上のフォロワーがいる。コロナによるロックダウンを非難し、コロナウイルスの治療法として、証明されていない危険性のある薬の使用を推進してきた。

 連邦地裁判事は、これらの反ワクチン活動は量刑に影響していないと説明。「America’s Frontline Doctors」が、ゴールド医師の起訴は政治的動機によるものと支持者に誤解させたことを批判した。

 昨年1月6日の米連邦議会議事堂襲撃事件では、800人以上が連邦犯罪で起訴された。このうち300人以上が有罪を認め、そのほとんどが軽犯罪で、200人近くが刑に服している。

 ゴールド医師は事件後、ワシントン・ポスト紙に、「群衆を追って議事堂に入ったが、暴力行為は見ておらず、自分が法を犯しているとも思っていなかった」と話した。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。