円が135.17円まで急落 対ドルで24年ぶりの安値(6/14)

【ニューヨーク13日】20年ぶりの安値をつけた1週間後、トレーダーたちは、アメリカやヨーロッパの中央銀行が利上げサイクルに入ったにもかかわらず、日本銀行が唯一の超低金利政策を維持するこ
とに賭けて、円の下落が続いた。

日本の松野官房長官は、「各国の通貨当局と緊密に連絡を取りながら、必要に応じて適切に対応する用意がある」と述べたが、政府が円安を止めるために介入するかどうかについてはコメントを避けた。6/10(金)には、日銀、財務省、金融庁が珍しく共同声明を発表し、円の対ドル相場が急落していることに懸念を表明した。この声明は一時的に日本の通貨を上昇させたが、金曜日の午後には上昇分のほとんどを失い、月曜日にはさらに下落することになった。

米国債の2年債利回りは月曜日に0.17ポイント上昇し3.23%となり、2007年末の世界金融危機の始まり以来の高水準となった。
日経平均株価は、通貨安が輸出企業にとってプラスになると考えられているため、円安になると通常上昇するが、経済への幅広い影響への懸念から3%下落した。

 

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