自身が通う高校脅迫で男子生徒を逮捕  未成年だが告訴の構え(6/1)

【ボールドウィン・パーク1日】ボールドウィン・パーク市警はこのほど、自身が通うシエラ・ビスタ高校への複数回の脅迫容疑で男子生徒を逮捕した。

 警察によると、逮捕された男子生徒は5月25日の放課後、校内に爆発物を仕掛けたと脅迫。警察が校内を調査したが、爆発物は見つからなかった。さらにこの男子生徒は31日にも、シエラ・ビスタ高校の職員に対して脅迫を行い、FBIの協力を得て生徒が特定された。

 警察は、男子生徒の自宅から証拠品を押収し、逮捕に至った。容疑者は未成年だが、警察当局と学校側は告訴する予定。

 同高校では1日、保護者に対し、予防措置として登校前の生徒のバックパック内を確認するよう求めた。また、登校時にも生徒の持ち物検査が実施された。この騒ぎで、学期末に予定されていた校内行事が複数中止になるなどし、特に卒業生にとっては痛手となった。

 また、サンタアナ市のマター・デイ高校でも31日、何者かによる脅迫があり、警察当局が深刻と判断したために、今週いっぱい学校が閉鎖され、オンライン授業に切り替えられた。

 テキサス州ユバルディの小学校で5月24日に起きた、21人が死亡した銃乱射事件の衝撃が広がる中、現地の学校では脅迫への警戒を強めている。 

 

 

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