【ハリウッド25日】クリス・ロックの母ローズさんは、クリスが騒動にどう対処したかについて「本当に、本当に誇り思う」と語った。
ローズさんは、ウィル・スミスの平手打ち騒動について口を開き、「彼は私たち家族にも平手打ちしたのよ」とローズはノースカロライナ州のNBC系列局WIS 10Newsに語っている。「あなたが私の子供を傷つけたとき、あなたは私を傷つけた」と彼女は付け加えた。
クリス側はかなり沈黙を守っているが、その数日後にマサチューセッツ州ボストンで行われた自身のスタンドアップショーで「処理している」ことを明かし、それに対処するための「たくさんの計画を持っていない」と付け加えている。
また、コメディーの中で、「お金をもらったら」この平手打ちについて話すと、持ち前のトークを繰り広げた。
クリスの母親は平手打ちをうけた際に、「クリスは後ろに倒れ怪我を負ったかもしれない。ウィル・スミスは本当に手錠をかけられていたかもしれない。彼は何も考えていなかった。彼は奥さんが横目で見ていることに反応して舞台に上がり、平手打ちした時、奥さんは笑い転げていましたからね」と語った。
クリスは告訴を断念したため、警察はウィルの逮捕に踏み切らず、ウィルはその夜、『キング・リチャード』で主演男優賞を受賞することになった。
映画芸術科学アカデミーは独自の処分を下し、ウィルは10年間、アカデミー賞への出席を禁じられた。また、53歳の彼はアカデミーから退会し、今後は投票権を持たないことになった。
しかし、「どういうこと?毎年行くわけでもないでしょう」とローズはこの罰に感心していない様子だ。