今年に入り、銃を使った強盗事件が44%増加 LAPDが注意呼び掛け(3/23)

【ロサンゼルス23日】ロサンゼルス市警(LAPD)のマイケル・ムーア署長は22日、銃を使った強盗事件が今年に入り44%増加していると警察委員会で報告し、市民に警戒を呼び掛けた。

 ムーア署長によると、今年に入り市内で特に強盗事件が増加しており、1年間の統計からわかったことは:

・強盗事件が2020年から5%、2021年から18%増加

・銃器を使った強盗は、2019年から60%、2020年から57%、2021年から44%それぞれ増加

・銃器を使用した強盗は全体の36%を占め、市の1年間の強盗増加数の74%をしめる

・LAPDの南署と77番街エリアは、銃器を使用した強盗事件が最も多く、それぞれ227件と102件が報告された

 ムーア署長は、「高価な宝石類を身に付けた人が狙われるケースや、ミニマーケット、コンビニ、ガソリンスタンドなどの商業店舗や路上での武装強盗が目立って増えている」と注意を呼び掛けた。また、グループで行動し、明るい場所を選び、買い物の後は別のルートで帰宅するなどの対策をアドバイス。いつも周囲に注意を払い、誰かに尾行されている可能性がある場合はルートを変更し、警察に通報するよう求めた。 

 

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