LA市内177マイル超の道路で制限速度5mph引き下げ、市長が署名し発効へ(3/7)

【ロサンゼルス7日】ロサンゼルスのエリック・ガルセッティ市長が7日、市内の道路177マイル超で制限速度を5mph引き下げる運輸局提案の条例に署名した。正式な内容発表の1カ月後に発効する予定。

 同条例は、ロサンゼルス市議会が先月承認していた。

 ロサンゼルス運輸局によると、時速20マイルで走る車との事故に巻き込まれた歩行者の生存率は90%である一方、車の時速が40マイルだと生存率が10%に下がるという。制限速度の引き下げが、交通事故時の被害を軽減し、事故発生時、ドライバーに反応する時間的余裕を与えるとみている。

 ロサンゼルス運輸局によると、大半の道路では、制限速度が40mph以下に引き下げられる。交通事故死と重傷事故件数が多い市内道路の28カ所が対象になっている。これに伴う速度標識の交換費用は、5万2,282ドルと見積もられている。

 

 

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