全米第2のロシア系コミュニティー、ウェスト・ハリウッドでも祖国に祈り(2/25)

【ロサンゼルス24日】ロシアによるウクライナ侵攻で世界に衝撃が走る中、ロシア語を話す人口がアメリカ国内で2番目に多いとされる、ウェスト・ハリウッド市のロシア系コミュニティーも緊張に包まれている。

ウェスト・ハリウッド市には1970年代、第二次世界大戦後の宗教弾圧で旧ソ連を脱出したユダヤ人の多くが移住し、ロシア語を話す人口がアメリカ国内でニューヨークに次いで多いとされる。市内では、ロシア語で書かれた看板なども多く目につき、ウクライナ出身者も多い。 

ウェスト・ハリウッド市が数年前に制作したドキュメンタリーによると、市が誕生した1984年には、人口の20%がソ連からの移民だった。近年は、バレーやその他の地域へ移り住むロシア系が多く、ウェスト・ハリウッド市のロシア系人口は一時に比べて減っているという。

ウェスト・ハリウッド市のロシア系コミュニティーでは、ウクライナにいる親戚や友人の無事を祈る人たちも多く、ウクライナ国民のドミトリー・シュカンさんもその一人。「祖国の現状を見るのがつらく、平和が早く訪れることを願っている」と話した。

 

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