ラグナビーチで山火事発生、住民数百人が避難し学校は休校に(2/10)

【ロサンゼルス10日】ラグナビーチで10日午前4時頃、山火事が発生し、乾燥した強いサンタアナ風と季節外れの高い気温が影響して広範囲に延焼している。同地域では10日朝、住民数百人が避難した。

 この山火事は、エメラルド・ベイを見下ろす尾根で発生したことから、「Emerald Fire」と名付けられた。エメラルド・ベイは、価格数百万ドルの豪邸が建ち並ぶゲート付きコミュニティー。

 オレンジ郡消防局によると、10日午前8時時点での延焼面積は7~10エーカーで、住宅への被害は出ていない。

 ラグナビーチ市警によると、強制避難命令が出ているのは、エメラルド・ベイ、アーバイン・コーヴ、ノースコースト・コミュニティー。ブロードウェイ北部を含むノースラグナ地域の住民には避難警報が出ている。

 10日午前8時現在、パシフィック・コースト・ハイウェイは、ラグナビーチのレドロイト・ストリートからニューポート・ビーチのリーフ・ポイント・ドライブ北にかけて閉鎖されている。また、ラグナビーチ統一学校区のすべての学校が10日、休校になった。

 消防局によると、サンタアナ風はこの後も数日間吹き続く見通しで、山火事はニューポート・ビーチ方面へ燃え広がる可能性がある。

 

 

 

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