【ロサンゼルス10日】東海岸では、ユニバーサル・オーランドとウォルト・ディズニー・ワールドが依然として屋内マスクを義務付けているが、カリフォルニア州では2月15日をもって同州のマスク着用義務付けが終了すると知事が発表した。2月16日から、加州内のマスク着用義務のない地域では、ワクチン接種者は屋内でのマスク着用が不要となり、未接種の人はこれまで通り屋内でのマスク着用が義務付けられる。
加州のディズニーランド・リゾートでは、2月16日に州全体のマスク着用義務がなくなると、ディズニーランドのオリジナルの規制が適用されることになるが、まだその規制は発表されていない。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドは現在、全米のテーマパークの中で最も厳しいCOVID-19安全プロトコルを提供しており、パーク内の屋内外を問わずマスクが義務付けられている。また、5歳以上の来場者に完全なワクチン接種の証明、または24時間以内に受けた抗原検査か過去48時間以内のPCR検査で陰性を示すことを要求しており、自宅での検査は認められていない。
この条件は、テーマパークの入場者数によって異なるが、最近の方針変更により、現時点ではほとんどの日に実施されている。そして、LA郡全体の義務付けが2月16日以降も維持されることから、このプロトコルは今後も継続となる。
一方、サンディエゴ郡にはマスク着用義務がないため、シーワールド・サンディエゴやレゴランド・カリフォルニアなど、近隣のパークは2月16日から州の干渉を受けずにマスク着用義務を調整できるようになる。
オレンジ郡にあるナッツベリーファームも2月16日から独自のマスク規制を行う予定となっている。