LA郡の屋内マスク着用義務、「少なくとも今後数週間は継続」(2/9)

【ロサンゼルス9日】ロサンゼルス郡公衆衛生局のバーバラ・フェラー局長は8日、ロサンゼルス郡における屋内でのマスク着用義務について、5歳未満の子供へのワクチン接種が可能になる確率が高い今月末にも、その継続の有無を再考する計画を示した。

 州規模では、ワクチン接種完了者への屋内マスク着用義務は、公共交通機関や学校などを除き、16日に解除されることが7日に発表された。

 ロサンゼルス郡は、独自の屋内マスク着用義務を、少なくとも今後数週間は継続させる。フェラー局長は先週、郡のマスク着用義務の緩和に向けた基準値の目安を発表。コロナ陽性者の入院者数が7日続けて2,500人を切った場合、屋外メガイベントと学校・チャイルドケアセンターの屋外でのマスク着用義務を解除するとした。8日現在、郡内のコロナ入院者数は2,702人。

 フェラー局長はまた、マスク着用義務解除には、郡のコロナ感染レベルが、米疾病対策センター(CDC)規定の「moderate」まで下がり、それを2週間継続させることも条件とした。この「moderate」は、コロナによる7日間の累計新規感染率が人口10万人につき50人以下となるレベル。CDCのデータによると、7日時点でロサンゼルス郡の7日間の累計新規感染率は人口10万人につき1,098人で、まだまだ高いことが分かる。

 8日、ロサンゼルス郡のコロナ新規感染者数は4,198人、死者数51人、陽性率は5%。

 

 

 

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