芸能界ナイスなシニア男性 発表します!

私も現在72歳、立派な高齢者になりました!そこで今回「現在も芸能界でカッコ良く活躍しているシニア芸能人」を考えてみたい。過去の知名度や実績は度外視して「格好いい、眩しい、人生の参考にしたい」人を私の独断で選ばせてもらう!!

先ずは尾藤イサオ(78)、1964年『悲しき願い』が大ヒット、1966年ビートルズ日本公演の前座を務める。尾藤さんの何が凄いかというと、ダンスも声も体型も髪型もずっと全く変わっていないことだ。特に自慢のリーゼントは髪の毛の量が凄い!彼こそ日本のミック・ジャガーだ!

 

 

2人目は中条きよし(75)、1974年『うそ』が150万枚の大ヒット。中条きよしが凄いのは、この歳になっても新宿のホストクラブのNo.1のようなセクシーな雰囲気を漂わせていることだ。家庭の匂いが一切しない。常に銀座の女性に貢いでもらっている感じが素晴らしいのだ。

続いて藤竜也(80)。日活映画時代は脇役で石原裕次郎、小林旭、赤木圭一郎の陰に隠れてパットしなかったが、テレビ界に活躍の場所を移すと頭角を現し、年齢を重ねる度にドンドンカッコ良くなって来た!日活では格上だった高橋英樹や浜田光夫を抜き去った感じ!彼をブレイクさせたのは無口を武器にするという演出。高等技術だ!奥様は日本のオードリーヘップバーンと呼ばれた芦川いずみ。

次は役所広司(66)、ご存知公務員から俳優になり1983年NHK大河ドラマ『徳川家康』の織田信長役で注目を集める。その後も『Shall we ダンス』を始め、良い作品に恵まれ現在の地位に!そのせいか役所広司にはガツガツしたところが見られない。そこが羨ましい。オヤジのいやらしさがないのだ。人生にも会話にも力を入れない雰囲気、参考にしなくては!

そして3枚目ポイけれど絶対にモテルタイプ(ずるい!)の高田純次(75)。『元気が出るテレビ』で一緒だった頃から全く変わっていない。重い話は一切しない。悲しい話もしない!人生相談は聞かない、しない。将来の話もせず、他人に興味がない。私と居ても車の話と映画の話だけ!だからものすごく気楽に居られる。あれではモテル訳だ。

もう一人は井上順(74)、グループサウンズ「ザ・スパイダ―ス」で堺正章とツインボーカルとして一世を風靡した。ソロとしてもヒット曲を出し「夜のヒットスタジオ」の司会も経験。華やかなエンタメ界にいるにも関わらず70過ぎても何処にでも居る下町のお兄さんの雰囲気。寅さんのような人柄を感じさせるナイスガイなのだ!

どうですか!まだまだ私が気になる芸能人が沢山います。近いうちに「今でも憧れの女性版」やりますのでお楽しみに。それにしても歳をとってもカッコ良くいるのは大変だ!頑張ろっと!

 

 

■テリー伊藤
演出家。1949年、東京都出身。数々のヒット番組やCMなどを手掛け、現在はテレビやラジオの出演、執筆業などマルチに活躍中。

 

 

 

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