加州司法長官、ポップアップ・コロナ検査サイトでの個人情報盗難に警告(1/28)

【ロサンゼルス28日】カリフォルニア州のロブ・ボンタ司法長官は今週、コロナ検査を提供するポップアップサイトで、個人情報が盗まれる詐欺が横行しているとし、警告を出した。

 ボンタ司法長官によると、これら偽のポップアップサイトは通常、合法的な会社やヘルスケア・クリニックを装い、検査代金を支払った多くの受検者に検査結果が通知されない。多くの場合で、受検者の個人情報を聞き出し、詐欺に使われる。ショッピングモールなどにある行列ができていないポップアップ検査サイトは、緊急事には魅力的だが、要注意と訴えた。

 同様の警告がロサンゼルス郡のキャサリン・バーガー参事官によっても出されており、偽のポップアップサイトで検査を受けた人、または偽の検査キットを購入した人は、郡当局にレポートするよう求めている。

 ボンタ司法長官は、郡当局などと提携していないポップアップ検査サイトを使う場合は、受検者の国籍や滞在資格についてしつこく聞く、プライバシー方針通知を提示しない、保険資格を確認するためパスポートや運転免許証の提示を強要する、などの行為に注意するよう警告。また、よく知られた団体や州機関のものに似せたデザインのウェブサイトへの個人情報入力や、検査サイトへの勧誘電話にも注意するよう呼び掛けた。

 郡当局が承認する無料のコロナ検査会場についての各郡の情報は、ウェブサイトで紹介されている。
https://covid19.lacounty.gov/testing/(ロサンゼルス郡)
https://gettested.ruhealth.org/home(リバーサイド郡)
https://sbcovid19.com/testing-sites/(サンバナディーノ郡)

 

 

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