【ロサンゼルス13日】カリフォルニア州で15日から、公共の場における屋内でのマスク着用が義務化される。感謝祭以降、新型コロナウイルスの感染率が急激に伸びていることから、急きょルールが設定された。このマスク着用義務は、1月15日まで有効となる。
州当局はまた、ワクチン未接種者が、1,000人以上が集う屋内の大規模催しに参加する際に提示するコロナ検査の陰性証明についてのルールを厳格化することも発表。簡易抗原検査(rapid antigen test)の場合は催し開催の1日以内、PCR検査の場合は催し開催の2日以内に受け、その陰性証明書を提示するよう求める。これまでのルールでは、コロナ検査は催し開催の72時間前までに受けるよう求めていた。
公共の場における屋内マスク着用ルールについては、ロサンゼルス郡やベンチュラ郡ではすでに夏から独自に実施されており、期限は設定されていない。
州当局はまた、州外への旅行者あるいは州外からの旅行者に対し、3日から5日以内にコロナ検査を受けるよう推奨している。