死者や留学生になりすまし、コロナ救済金23億円を詐取の夫婦逃走 カリフォルニア(11/22)

【ロサンゼルス22日】新型コロナウイルス救済金をだまし取ったとして有罪を言い渡されたカリフォルニア州の夫婦が、行動監視のための電子ブレスレットを壊し、3人の子どもを残して自宅から逃走した。FBIが2人の行方を追っている。

逃亡しているのは43歳の夫と、37歳の妻。夫婦は6月に有罪を言い渡され、8月に自宅から逃亡した。3カ月たった今も行方は分かっていない。
検察によると、2人は小規模事業者のための救済金2000万ドル(約23億円)以上を詐取したとされる。
裁判書面や裁判で提出された証拠によると、被告らは身分を偽って死者や交換留学生などになりすまし、米政府の小規模事業者向け救済融資約150件をカリフォルニア州サンフェルナンドバレーに虚偽申請したとされる。
夫婦や共謀者5人は、この救済金を使ってカリフォルニア州南部の3都市で豪邸を購入し、金貨やダイヤモンド、家具、高級腕時計、ハーレーダビッドソンのバイクといったぜいたく品を購入していた。
3人の子どもたちは、祖母や裁判所が任命した保護官が面倒を見ている。

 

 

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