15人陽性のコロナクラスターでLA郡初の学校閉鎖(10/22)

【ロサンゼルス21日】2021-22年度の学期になって始めて、ロサンゼルス郡内で新型コロナウイルスにより閉鎖となる学校が出た。

 18日に閉鎖されたのは、ロサンゼルス統一学校区内のチャーター・スクール「View Park Preparatory High School」。14日に実施されたコロナ検査で、スタッフと生徒ら15人の陽性者が出たためで、クラスターと判断された。

 コロナ検査の結果がまだ出ていなかった15日夜に、同校のフットボール・チームがCrenshaw High Schoolと対戦。16日に判明した15人の陽性者には、フットボール・チームの選手1人が含まれていたことから、Crenshaw Highのフットボール・チームでは現在、自主隔離措置が取られている。

 これを受け、次に予定されていた、Crenshaw High SchoolとLocke High Schoolとのフットボールの試合は中止された。

 View Park Preparatory High Schoolの全校生徒数は408人。今回の15人のコロナ感染は、これまでに同校で報告された感染者総数を上回る数字。一度に多くの生徒らが感染した事態を深刻に受け止め、学校側は感染対策を強化している。

 カリフォルニア州のニューサム知事は今週の会見で、全米の2,300校以上がコロナにより閉鎖されているが、カリフォルニア州では18校のみで、全米総数の1%以下だと称賛した。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。