LAUSDが教職員へのワクチン接種期限を延長、人手不足が深刻化(10/13)

【ロサンゼルス12日】ロサンゼルス統一学校区(LAUSD)は12日、教職員に義務付けられたコロナワクチンの接種期限を延長すると発表。1回目の接種期限を今週金曜の15日、2回目の接種完了を11月15日までにするとした。

 
11月15日の期限までにワクチン接種を完了しなかった教職員は、学校への出勤が許可されないが、10月31日までは給料が支給される。
 
学校区側は、健康上または宗教上の理由でワクチン接種を受けられない教職員には、区内のリモート学習を実施する部署などへの転職を求める計画。
 
ワクチン接種の期限延長の背景には、LAUSDの教職員不足の深刻化がある。現時点で約2,000人分のスポットが空いたままで、その穴を埋める臨時教員も不十分な現状。ワクチン義務化は支持するが、教師不足がクラス崩壊を招きかねないと心配する教師は多い。
 
レポートによると、LAUSDで教える教師の93%がワクチン接種を完了した。学校区が保有する臨時教員は3,400人おり、今年は、毎日平均して2,200人を導入している。

 

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