LA市、屋内施設でのワクチン証明義務化へ新条例(10/6)

【ロサンゼルス6日】ロサンゼルス市議会は6日、レストランやバー、ショッピングセンターなどの屋内施設へ入る際、コロナワクチン接種証明書の提示を義務付ける条例案を可決した。エリック・ガルセッティー市長も署名する意向を示しており、11月6日から施行される見通し。

 同条例の下、ワクチン接種証明書の提示が必要となる屋内施設は、レストラン、バー、ファストフード店、コーヒーショップ、試食室、カフェテリア、フードコート、醸造所、ワイナリー、アルコール飲料の蒸留所、ホテルのボールルームなど。また、ジムやフィットネス関連施設、映画館やショッピングセンターなどの娯楽・レクリエーション施設、スパやネイルサロン、ヘアサロンなどのパーソナル・ケア関連店舗など。

 健康上または宗教上の理由でワクチン接種を受けられない人は、対象外になる。これら対象外の人は、施設の屋外エリアが利用でき、屋外エリアが利用不可能な場合は、コロナ検査の陰性結果を提示することで屋内エリアが利用できる。

 条例の下、5,000人以上が参加する屋外イベントでも、ワクチン接種かコロナ陰性の証明書の提示が義務化される。

 食料品店を含む小売店と薬局は、この条例の対象外となる。

 実際の取り締まりは、11月29日以降に行われる見通しで、違反したビジネスへの罰金額は、2度目で1,000ドル、3度目で2,000ドル、4度目だと5,000ドルが科される。

 同条例は、ロサンゼルス 郡公衆衛生局が今月初めに発令したオーダーの内容を上回る厳しさ。同様の条例が、ウエスト・ハリウッド、ニューヨーク、サンフランシスコでも可決されている。

 

 

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