脳死の18歳女性が5人に臓器提供 ロングビーチの高校前発砲事件(10/6)

【ロサンゼルス6日】ロングビーチのMillikan High School前で先月27日に、学校の安全管理者の男性の発砲を受けて脳死状態となっていたモナ・ロドリゲスさん(18)の心臓などが、臓器移植を必要とする5人に移植されたことが、家族の弁護士により明かされた。

弁護士によると、ロドリゲスさんの心臓、肝臓、肺、腎臓が、5人に移植され、ロドリゲスさんは5日夕方に息を引き取った。

移植手術が行われる前、手術室ではロドリゲスさんをヒーローとたたえ、大好きだったSkeezyの曲「Letter To My Son」が流された。ロドリゲスさんには、生後5カ月の息子がいる。

ロドリゲスさんに発砲したエディー・ゴンザレス安全管理者は、学校区に今年の1月に採用されていた。現在休暇を言い渡されているが逮捕はされておらず、警察当局が事件の背景を調べている。

 

 

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