「脳の霧」と呼ばれる疲労、息切れ、不安、抑うつ、発熱、慢性的なせき、睡眠障害・・・コロナ後遺症の研究プロジェクト立ち上げ(9/17)

【ワシントン17日】米国立衛生研究所(NIH)は15日、新型コロナウイルス感染症の後遺症に関する4億7000万ドル規模の研究プロジェクトを開始すると発表した。新型コロナの後遺症は英語で「ロングコビッド」と呼ばれる。研究は3万~4万人を対象に行う方針。

「RECOVER」と名付けられたプロジェクトには米国各地の30以上の組織の研究者が参加する予定。新型コロナの急性期後に現れる症状を持つ患者が対象となる。

長期症状は複数の臓器で発生し、よく見られるのは痛みや頭痛、「脳の霧」と呼ばれる疲労、息切れ、不安、抑うつ、発熱、慢性的なせき、睡眠障害など。小児や成人の多系統炎症性症候群もPASCに含まれる。

 

 
 

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