【ロサンゼルス9日】ロサンゼルス統一学校区(LAUSD)の教育委員会は9日、12歳以上のすべての生徒に、新型コロナワクチンの来年1月までの接種完了を義務付けることを決めた。
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60万人以上の生徒数を有する全米第二のマンモス学校区が、厳格なコロナ対策で先陣を切った。教育委の決議によると、コロナ感染の危険性が他に比べて高い、スポーツやバンドなどの部活動を行っている12歳以上の生徒に対し、1回目のワクチン接種を10月3日までに、2回目を10月31日までに終えるよう求めた。
その他の12歳以上の生徒には、1回目のワクチン接種を11月21日までに、2回目を12月19日までに終えるよう求めた。
LAUSDは、12月17日を最終授業日として冬休みに入り、休み明けの授業再開は1月11日から。すべての生徒は1月10日までに、ワクチン接種完了の証明書をオンラインの「Daily Pass」で学校区に提出しなければならない。医学的理由などから接種対象外とされた生徒は除く。
教育委の決議ではまた、12歳の誕生日を迎えた生徒に対し、誕生日から30日以内に1回目のワクチン接種を受け、誕生日から8週間以内に2回目のワクチン接種を完了させるよう規定した。
決議では、このところのデルタ株の感染拡大で、子供の陽性率と入院数が増えており、子供へのリスクが明確であることや、コロナ感染による後遺症が長期化する可能性などを指摘。対面式授業の継続に向け、生徒へのワクチン接種は必要と判断した。ロサンゼルス郡では、新学期がスタートしてからすでに、生徒5,000人以上のコロナ感染が報告されている。
LAUSDはこれまで、コロナ対策をめぐり複数回提訴されており、今回の生徒へのワクチン接種義務化についても、反対論が出るのは必至とみられる。
生徒へのワクチン接種義務化の動きは州内で進んでおり、学校区の規模はLAUSDに比べて小さいが、カルバーシティー統一学校区がすでに義務化を決定した。北カリフォルニアのオークランド統一学校区でも近日、同様の決議が採択される見通し。
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