世界最大級ハイテク見本市CES、来場者に新型コロナワクチン接種証明提示を求める (8/20)

【ラスベガス20日】世界最大級の消費者向け電気機器・技術の見本市「CES」の主催者の全米民生技術協会(CTA)は8月17日、CES2022(2022年1月5~8日、ラスベガス、注)の来場者に対して、ワクチン接種完了証明の提示を求める方針を発表した。

CTAの発表によると、対面と並行してオンライン形式での開催も予定する。同見本市全体で1,000社以上の主要企業やスタートアップ企業が参加を予定している。

一方、現時点ではワクチン接種証明までは求めず、対面での開催を予定している主要見本市もある。西海岸最大級の食品見本市「ウインター・ファンシー・フードショー(Winter Fancy Food Show)2022」(2022年1月16~18日、サンフランシスコ)は対面開催する予定だ。半導体関連の大型見本市「セミコン・ウエスト(SEMICON WEST) 2021」(2021年12月7~9日、サンフランシスコ)は対面とリモートのハイブリッド形式の開催を予定する。

サンフランシスコ市は8月20日から1,000人以上の屋内の大規模イベント参加者にワクチン接種完了証明を求める命令が発効することから、対面開催となる場合は、CESと同様の措置を取る可能性がある。

9月27~29日にニューヨーク市で開催予定の食品大型見本市「サマー・ファンシー・フードショー(Summer Fancy Food show)」は当初は対面とオンライン両方での開催を予定していたが、対面は中止となり、9月27日~10月8日にオンラインのみでの開催となった。

また、スタートアップ企業が集まる「ディスラプト・サンフランシスコ(SF)」は前年に引き続き完全オンライン形式で9月21~23日に開催することを当初から打ち出していた。

 
 
 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。