LAでは動物虐待が日常化!? 違法な繁殖や動物販売・・・スキッド・ロウでペットを守る対策を強化(8/21)

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【ロサンゼルス21日】ロサンゼルスのスキッド・ロウで進められてきた動物虐待対策の試験的な取り組みが、恒久的なプログラムとして正式に継続されることになりました。

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ロサンゼルス市は8月12日、ロサンゼルス市警(LAPD)とLAアニマルサービス(LAAS)の連携を正式に恒久化すると発表しました。今後はスキッド・ロウとその周辺で、動物虐待やネグレクトに加え、違法な繁殖や動物販売などにも重点的に対応します。

この取り組みは2025年11月に試験的にスタート。これまでに100人以上のLAPD警察官が、動物虐待の見分け方や証拠の収集などについて専門的な訓練を受け、動物管理官と連携して捜査にあたってきました。

その結果、これまでに数十匹の動物が保護され、複数の逮捕や違反切符の発行につながったほか、動物虐待の疑いがある案件がロサンゼルス市検事局やロサンゼルス郡地方検事局に送られています。

今回の恒久化で特徴的なのは、単に「虐待を取り締まる」だけではないことです。

スキッド・ロウでは今後、毎月、ペット向けの無料・支援型クリニックが開かれる予定です。避妊・去勢手術やワクチン接種、マイクロチップの装着などを提供し、必要な飼い主にはペットフードやリード、食器、ベッドなどの物資も届けます。

市によると、これまでの取り組みでは200人以上のペットの飼い主に食料や必要物資を提供し、獣医療や避妊・去勢手術につなげてきました。つまり、ペットを適切に飼っているものの、経済的な理由などから十分なケアが難しい飼い主を支援することも、今回のプログラムの重要な柱となっています。

LAPDの訓練を受けた警察官は、専任の動物管理官とともに虐待やネグレクトの通報を調査。必要に応じて捜索令状の執行なども行い、犯罪と判断された場合には検察当局へ送致します。

ロサンゼルス市のカレン・バス市長は、動物を虐待したり適切な世話を怠ったりした場合には法律に基づいて責任を問う一方、責任を持ってペットを飼っている人には必要な支援を届けるという方針を示しています。

スキッド・ロウといえば、ホームレス問題が深刻な地域として知られています。そこで暮らす人の中にはペットを家族の一員として飼っている人も少なくありません。

今回の取り組みは、「虐待する人には厳しく、ペットを大切にする飼い主には手を差し伸べる」という二つの側面から、動物たちを守ろうとするものです。

取り締まりと支援を組み合わせた新たな取り組みが、スキッド・ロウで暮らす人々と動物たちの環境をどこまで変えていけるのか、今後も注目されます。

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