LAX新交通システム「自動運転ピープルムーバー」建設会社がロサンゼルス市を提訴 完成遅れと費用負担をめぐり対立(7/15)

シェアする

【ロサンゼルス15日】ロサンゼルス国際空港(LAX)で建設が進められている新交通システム「Automated People Mover(自動運転ピープルムーバー)」をめぐり、建設を担当する企業連合 LINXS(LAX Integrated Express Solutions) が、ロサンゼルス市を相手取り訴訟を起こしました。

広告

問題となっているのは、LAXの各ターミナル、レンタカー施設、公共交通機関を結ぶ予定の全長約2.25マイル(約3.6キロ)の無人鉄道システムです。当初は2024年の開業を予定していましたが、工事の遅延や契約をめぐる意見の食い違いにより、開業時期は大幅に延期されています。

LINXS側は、工事上の問題について市側が責任を適切に認めず、契約期限の延長や追加費用の支払いを拒否していると主張しています。同社は、遅延によって発生した追加コストなどについて、市が契約上の義務を果たしていないとして提訴しました。

一方、ロサンゼルス国際空港を運営するLos Angeles World Airports (LAWA)は、これまでにもプロジェクトの遅延や契約問題への対応を進めてきました。関係者は、2026年の運行開始を目指して試験運転を続けていますが、現時点で明確な開業日は発表されていません。

このピープルムーバーは、完成すれば空港内の移動を大幅に改善し、現在利用されているシャトルバスの混雑緩和や、レンタカー施設・メトロとの接続向上が期待されています。また、2028年ロサンゼルス五輪を控え、世界中から訪れる旅行者の移動手段としても重要な役割を担う計画です。

しかし、建設費は当初計画から増加し、度重なる遅延も課題となっています。今回の訴訟が、今後の開業スケジュールや最終的な費用負担にどのような影響を与えるのか注目されています。

【関連記事】

【続報】カリフォルニアでも41件確認 全 米で拡大する「サイクロスポラ症」感染、生野菜や果物への不安広がる

米国で拡大する食中毒 リスク 「サイクロスポラ」 感染に注意 専門家が警戒する食品とは

【採用担当者向け】アメリカの日系企業がバイリンガル人材を集める方法

ロサンゼルス郡の消費税0.5%引き上げへ 病院の予算援助する「提案ER」可決に伴い 10月1日から

牛乳・チーズの価格はどうなる? カリフォルニア新包装規制で家計に新たな負担か

記事をシェアする

ランキング

よく読まれています

  1. 南カリフォルニアで記録的な高潮 約100年の観測史上最高を更新、住宅や店舗が浸水(10/27)
  2. 大谷選手、愛犬デコピンの“お風呂ショット”公開 オフの癒やしの一幕が話題に!(10/30)
  3. ホーソンで女性死亡、子どもが重体 LA郡保安局が捜査(10/30)
  4. 投資でグリーンカード取得、申請費が大幅値上げへ EB-5で11月30日から新料金(10/30)
  5. パスポート、機内持ち込みバッグに入れっぱなしは危険?旅行時の保管方法に注意(10/29)
ランキング一覧はこちら >

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。