乳児行方不明事件、殺人罪で起訴された両親が無罪を主張 ハロ君はまだ見つからず(9/4)

【サンバナディーノ郡4日】生後7ヶ月のエマニュエル・ハロくんを殺害した容疑で先月22日に逮捕された両親の公判が4日に行われ、両親は無罪を主張した。

  母親のレベッカ被告は、先月14日にユカイパのビッグ5スポーツグッズ店の駐車場でハロ君のオムツを交換していた最中に何者かに殴打され、意識が戻った時にはハロくんも容疑者もいなくなっていたと語り、捜索願を出していた。しかし捜査を続けるうちに、警官当局は母親の供述に矛盾点があるとし、乳児が不審死した可能性を視野に、同事件を誘拐事件から行方不明事件に変更。両親は22日に、カバゾンの自宅で逮捕された。

 ハロ君は4日現在も見つかっていない。

 父親のジェイク被告は、2023年に児童虐待の罪で有罪判決を受けたが、裁判所に嘆願し禁固刑を逃れた。この判決時、ジェイク被告に虐待された娘が肋骨や頭蓋骨を骨折し寝たきりとなっており、検事は、当時の判事が誤った判断を下していなければハロ君の事件は防げたと批判している。

 さらに、ジェイク被告はバニングで昨年、弾を込めた銃器の違法所持、また保護観察処分への違反でも逮捕、起訴された。

 ジェイク、レベッカ両被告の罪状認否は17日に行われる予定。

 

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