夜間外出禁止令時間短縮、午後10時〜午前6時に ICE反対デモの鎮静化を受けて(6/16)

【ロサンゼルス16日】ロサンゼルスのカレン・バス市長は、ICE反対デモの状況が安定してきたことを受け、ダウンタウンの夜間外出禁止令の時間を短縮した。

月曜日から午後10時から午前6時まで夜間外出禁止令が実施され、適用エリアは5号線、10号線、110号線に囲まれたダウンタウン中心部。

バス市長は、トランプ政権の移民政策に反対する抗議活動中に破壊行為、略奪、警察との衝突が報告され、地元の企業やその他の公共スペースで大規模な移民取締りが相次いだことを受け、先週火曜日に初めて夜間外出禁止令を実施した。

当局によると、夜間外出禁止令の縮小決定は、デモと法執行機関の連携が改善されたためだという。

「夜間外出禁止令は、進行中の犯罪防止対策と相まって、移民コミュニティを顧みない悪質な行為者から商店、レストラン、企業、そして住宅地を守ることにほぼ成功してきました」とバス知事は声明で述べた。

この夜間外出禁止令は、ロサンゼルス市警察が6月10日にダウンタウンの連邦ビル前で違法集会を宣言し、抗議活動参加者が101号線フリーウェイの一部を封鎖したことを受けて発令された。この騒乱を受けて、市全体に非常事態宣言が発令され、地方および地域の法執行機関と連携した統一司令部が設立された。

ロサンゼルス市警察のジム・マクドネル本部長は、夜間外出禁止時間の短縮は「犯罪や破壊行為の削減における進歩」を反映していると述べたが、市中心部での警察の警戒は引き続き厳重に維持すると警告した。

これらの抗議活動と夜間外出禁止令のガイドラインに関する最新情報は、こちら

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