らら三郎(ららら編集部)
ららら編集部が気になるニュースをリサーチ!
ロサンゼルスのローカルニュースから、全米・世界まで! 世の中で騒がれていることを追いかけます。
ペンシルベニア州に本校を構える
テンプル大学日本校
学生数が過去最高の2700名に
テンプル大学のジャパンキャンパス(TUJ)は、秋学期の学部・大学院の学生数があわせて2700名を超え、過去最高を更新したと発表しました。
テンプル大学は、ペンシルベニア州フィラデルフィアに本部を置くアメリカ合衆国の州立大学で、1884年に創立。1982年にアメリカの大学としては初めて日本に分校を設置しており、40年以上にわたり英語によるグローバル基準の大学教育を提供している大学です。
TUJは、コロナ渦中も成長を維持し、この3年間で新しいカリキュラムの導入、フルタイムの教員数の倍増、2025年1月に京都にキャンパスを設置するなど積極的な取り組みを続けていますが、現在もっとも活力に満ちた時期に来ているようです。
入学基準の引き上げや競争率の上昇にもかかわらず、学生数は過去10年間で3倍以上に増加。2014年秋の学部生は809名だった時期から上昇を続け、2022年には1841名、2023年には2184名、2024年には2562名となりました。さらに、大学院も含めると2700名を超えています。
学部生の6割が外国籍であり、授業はすべて英語、米国学位を取得することができることが最大の強みとなっているようです。
TUJはペンシルベニア州にある本校のほか、ローマと東京にもキャンパスを展開しています。現在、米国内の公立大学としてはトップ50内に、また世界の全大学ランキングではトップ351~400位内にランクインしています。
TUJは日本にある外国大学としては最大規模かつ最も長い歴史を誇り、2005年には文部科学省から「外国大学の日本校」として第一号の指定を受けました。現在、学部課程には約70か国からの約2202名が在籍しており、他にも大学院課程として教育学研究科(修士・博士課程)、ロースクール、マネジメント修士を提供しています。
(11/14/2024)