「アンバーアラート詐欺」多発  詐欺師からの連絡に注意を カリフォルニア州ハイウェイパトロール|ららら新聞VOL.55

らら三郎(ららら編集部)

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「アンバーアラート詐欺」多発 
詐欺師からの連絡に注意を
カリフォルニア州ハイウェイパトロール

カリフォルニア州ハイウェイパトロールは、子供を心配する保護者の心理を利用して、機密情報を入手する詐欺師の増加傾向について、保護者に警告を発しています。

カリフォルニア州ハイウェイパトロールの職員によると、詐欺師は「アンバーアラートの代表者」を装って電話で保護者に連絡し、子供が行方不明になったり連れ去られたりした場合に備えて、子供をデータベースに登録することを勧めてくるそうです。さらに、詐欺師は個人情報を要求し、保護者の自宅で面会することを要求してくるケースもあります。

法執行当局はそのような連絡をすることは一切ないため、保護者たちに詐欺電話に騙されないよう呼びかけています。


カリフォルニア州では、カリフォルニア州ハイウェイパトロール(CHP)がアンバーアラートを発動する唯一の機関ですが、事前登録は不要です。アンバーアラートの担当者はおらず、登録された子供専用のデータベースもないとのこと。

当局は、知らない番号からの電話や「詐欺の可能性がある」と表示される電話を受けたときは、警戒を怠らず疑うよう保護者に呼びかけをしています。そのような電話の相手に個人情報を決して提供してはならないと注意しており、詐欺師から連絡があった場合は、直ちに地元の警察に通報するように警告をしています。

アンバーアラートシステムは、9歳のアンバー・ハガーマンの誘拐と殺害を受けて、1990年代にテキサス州で設立されました。それ以来、全50州が警報システムを確立し、連邦政府は通信会社やソーシャルメディア企業と提携して、悲劇を防ぐことを願って緊急事態を広く報道しています。
米国司法省によると、2024年12月現在、1200人以上の子供がアンバーアラートシステムを通じて無事救出され、195人の子供が無線緊急警報によって救出されています。

(1/8/2025)

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