リバーサイド郡住民が結核陽性 150人が感染した可能性(10/30)

【ロサンゼルス30日】リバーサイド郡在住の1人が結核の陽性反応を示したと、同郡公衆衛生局が月曜日に発表した。

この人は現在治療を受けており、回復する見込みである。

公衆衛生局は、9月5日から10月16日の間にこの人物と接触した可能性のある一般市民に連絡を取った。

この人物はリバーサイドにあるカリフォルニア・バプティスト大学に所属しており、15,000人以上の教職員、学生、生徒を抱える同校の約150人と接触したとみられている。

感染した可能性のある人には、リバーサイド郡公衆衛生局から電子通知が届く予定。

結核は「感染者との長期にわたる、繰り返される、密接な接触」によって感染すると保健当局は述べている。症状としては、しつこい咳、発熱、寝汗、原因不明の体重減少などがある。

結核に感染した人の多くは、潜伏感染を経験することが多く、活動性の状態まで進行することはない。保健当局によれば、潜伏感染では症状が出ることはなく、人から人へ感染することもないという。

2022年に米国で報告された結核患者は8,300人以上である。

現在のところ、感染者がどこで感染したかは特定されておらず、接触者調査が進行中である。

結核の検査は現在、感染の可能性があると確認された人にのみ推奨されている。

リバーサイド郡の公衆衛生責任者であるジェフリー・レオン博士は、「感染の危険性は低いものの、感染通知書を受け取った人は検査を受けることをお勧めします」と述べた。

検査は迅速かつ簡単で、2日ほどで結果が出るという。

検査方法には、皮膚テスト、胸部X線検査、血液検査などがある。

結核についての詳細は、米国疾病対策予防センターのウェブサイトを参照。

https://www.cdc.gov/tb/publications/factsheets/general/tb.htm

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